福岡 小倉の精神科、南ヶ丘病院

医療法人 清陵会 南ヶ丘病院
看護師池田 浩太
精神科救急病棟にてPANSS、NPIを学び、病棟独自の症状評価尺度の新たな運用に向けて邁進している。
看護師坂田 姫菜乃
半年間の総合病院での看護経験を経て、目指していた精神科看護を実践するために当院へ入職。「勤務経験は少ないですが、今後もたくさんの経験をしながら頑張って行きたいです」と話す。
看護師西 千春
身体合併症病棟、地域包括ケア病棟などで勤務し、2018年より現職。「今までの経験を活かし、精神科救急病棟で様々なことを学んでいきたいです」と話す。

前例のない先進的な取り組みと
参加しやすいたくさんの院内施策


池田
私たち4人は、南ヶ丘病院の急性期病棟で働いているのですが、急性期病棟では、PANSSという統合失調症の症状評価尺度を看護記録に取り入れています。他にもNPIという認知症に起因する精神症状の評価尺度による症状の数値化や、LAI(持続性注射剤)の使用など、精神科医療における先進的な取り組みを行っています。
西
私は2018年に南ヶ丘病院に入職したのですが、これまでは一般の病院で働いていました。看護師として働く中で、一般の患者さんの精神的な疾患に触れることも多くありました。精神科の病院を探す中で、病院全体として「学ぶ」ことを大切にしている南ヶ丘病院と出会いました。実際に働いてみて、PANSSを医師・看護師・コメディカルスタッフ全員の共通言語とし、私たち看護師が日々の看護記録の中で活用しているのですが、日々とても学びが多いです。先進的な取り組みを事例として学ぶだけでなく、現場で実践している病院だと思います。また、院内資格や院内学会といった、誰でも気軽に参加しやすい施策が多くあることも南ヶ丘病院の特徴的だと思います。

患者さんと医師と看護師
コミュニケーションの多い南ヶ丘病院


坂田
私も他の病院での勤務を経験して、「さらにいい医療を提供したい」という思いから2018年に南ヶ丘病院に入職しました。正直に言って、業務をこなすことには一定の自信があったのですが、患者さんとのコミュニケーションには自分自身まだまだ課題があると思っていて、そんな課題を克服したいと思っていました。
坂田
やっぱりそう見えていましたか(笑)。正直、自分のコミュニケーションに自信がなくて。でも私たちが働く急性期病棟は本当に相談しやすい環境で、何か困っていたらすぐに先輩たちが声をかけてきてくれます。
坂田
そうですね。いくら忙しくても手を止めて、わからないことを丁寧に教えてくれる上司や先輩のおかげで、自分も成長できていると思います。南ヶ丘病院には、病棟の看護師全員が、補い合い・教え合う風土がありますね。
池田
医師とのコミュニケーションが多く、「一緒に仕事をしている」という感覚が強いのも特徴だと思います。自分自身も「新しいこと・知らないこと」に興味を持つタイプなので、医師と一緒に先進の医療について学べることが、仕事のモチベーションに繋がっています。

医学は進歩し続ける
だからこそ私たちも現場で学び続ける


西
精神科で働くのは初めてなのですが、一般の看護以上に患者さんとのコミュニケーションの大切さを感じます。コミュニケーションを通じて、患者さんの変化を感じられますし、患者さんの笑顔から感じる看護のやりがいも、自分自身の学ぶ意欲に繋がっていると思います。
池田
私たちが所属する急性期病棟では、特に松本さんや中尾師長が「言いやすい環境」を作ってくれていると思います。改善した方がいいと思うことは、私も率直に意見を言いますし、それで職場の空気が悪くなるようなこともないですね。看護師同士が、上下の関係だけでなく互いに信頼できていることが、自発的な意見や行動を生む基盤になっているように感じます。

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