福岡 小倉の精神科、南ヶ丘病院

医療法人 清陵会 南ヶ丘病院

地域社会への
取り組み

地域とともに。心から安心できる場所に。
地域とともに。
心から安心できる場所に。
理事長小原 尚之
「医療は最大の福祉である。そして常に慈悲のこころであり続けることこそ使命である」が信条。地域にお住まいの皆様から馴染みの医務室・保健室のように親しまれ、やさしさと思いやりの心に支えられた病院として、地域とともに発展していきたいと思います。

いい医療を提供するために進めた
病院の変革


小倉を見渡す丘。陽があたり、気持ちいい風が吹く場所に南ヶ丘病院はあります。私が南ヶ丘病院に携わる様になって、約40年という時間が過ぎようとしています。

私が南ヶ丘病院に携わる様になった頃、南ヶ丘病院はとても「いい病院」とは呼べない状況でした。忙しい毎日の中で、日々の業務に追われて働く医師や看護師やスタッフ。医療の現場は、もしかしたら今よりも過酷だったかもしれません。「もっといい病院にしたい」「もっといい医療を提供したい」という思いから、私たちは南ヶ丘病院を進化させていくことを決意しました。

患者様にいい医療を提供するためには、病院にいるスタッフが元気で気持ち良くやりがいを感じながら働ける職場でなければならない、と私たちは考えました。私たちなりに病院の課題に向き合いながら、一歩ずつ進んできました。医師や看護師やスタッフ全員が、患者様と全力で向き合える場所でありたい。そんな思いで南ヶ丘病院は歩んできました。

地域と病院、人と人が、
心で繋がっていく


また、もう一つ私たちが大切にしてきたことがあります。地域に貢献したい、という思いです。40年以上前の時代、精神科病院は社会から断絶されていたように感じます。社会全体にひっそりと佇んでいた偏見は、時に目に見える形で患者様や病院に向けられることもありました。南ヶ丘病院が建つこの場所も、かつては周囲に数えるほどの民家しかありませんでした。目に見えない何かが、地域と病院を隔てている。そんな時代がありました。

私たちは、地域の方々のご理解に恵まれました。地域の集まりや小学校の運動会など、私たちがお手伝いできることを続けていく中で、だんだんと皆さんとの距離が縮まっていきました。挨拶を交わし、同じ陽を浴び、同じ花を育む中で、地域の方々と南ヶ丘病院の間に、心と心で繋がる絆と呼べるようなものが生まれ始めたのではないかと思っています。

南ヶ丘病院は、ふれあいの場


南ヶ丘病院では「ふれあいサロン」という地域の方との交流会を毎月開催しています。患者様が作った手芸や絵の作品の展示や発表会、南ヶ丘病院のスタッフがご提供する料理やゲームなどを通じて、まさに皆さんとふれあう場です。地域の皆さんが「ありがとう」「いつも楽しみにしてるよ」とお言葉を頂くたびに、南ヶ丘病院をもっともっと笑顔が溢れる場にしたいという思いが強くなります。今では毎月100名を超える方々がお越しになり、地域と病院の新しい在り方として、行政から賞を頂くまでのイベントになりました。
高齢化が進む日本の中で、地方都市の街においては一層顕著です。健康で元気に長生きしましょう。そのために、家の外に出て明るく楽しく笑いあいましょう。「病院においでよ」と言うと、昔は驚かれたかもしれません。けれど、南ヶ丘病院は地域の人が本当に安心して暮らせるための場所であるために、そう呼びかけ続けています。

南ヶ丘病院は、地域とともにあります。
どなたでもお越しください。

他の南ヶ丘ストーリーも見る

Page TopPage Top