医療法人 清陵会 南ヶ丘病院

医師対談

学び続けることで、拓ける未来がある
学び続けることで、
拓ける未来がある
院長小原尚利
小倉生まれ、小倉育ち。平成18年に山口大学医学部を卒業。別府医療センター、九州大学病院などの勤務を経て、平成24年より現職。
診療部長竹内裕二
小倉生まれ、小倉育ち。平成18年に広島大学医学部を卒業。小倉医療センター、九州大学病院などの勤務を経て、平成25年より現職。

精神科医療の難しさとやりがい


小原
南ヶ丘病院で働く人に、なぜ精神科医療に携わる道を選んだかと問うと、「難しい医療だから」と答える人が多いのではないかと思います。僕らが生まれる前に比べれば、物質的にははるかに豊かになった時代に、心は果たして豊かになったのだろうか。レントゲンで診ることができない心というものに対して、どのように治療を進めていくかということの難しさが、他の分野よりも大きいと思います。
竹内
精神科医療は昔に比べて格段に進歩しています。けれど、他の医療分野に比べるとまだまだ未知の領域が多い。苦しみ辛い思いをする人が増えていく中で、精神科医療に向き合うことは難しいと同時に、とてもやりがいのある仕事だと感じます。
小原
竹内先生とは九州大学病院での研修医時代に出会いました。私が南ヶ丘病院の院長になった後、竹内先生は南ヶ丘病院に入職しました。精神科医療に関する講演を日本全国で行っており、精神科医療の最先端で活躍する医師です。最善の医療を目指すという志をともにできる仲間がいることはとても心強いです。
竹内
僕は、小原院長の誠実さに惹かれ、志に共感して南ヶ丘病院に来ました。「人が大切」という言葉はありふれていますが、小原院長が本当にそれを大切に考え、実践していたこと。そして人を大切にした先に最善の医療がある、というアプローチにも共感しています。

答えがない。だからこそ学び続ける。


竹内
自戒を込めてあえて言いますが、精神科医療は他の医療分野に比べて発展が遅れていると思っています。まだまだ未知の領域が多いにも関わらず、現時点での前例に頼って、思考停止してしまっている。治療の方法には他にどんな可能性があるか、自己否定を繰り返しながら模索しなければ医療は進化していかない。
小原
南ヶ丘病院の現場では、最良を求めて常に医師やコメディカルが治療の方針に関して意見を交換しています。カンファレンスもたくさん行っています。病院経営を考えれば効率的ではないかもしれませんが、私たちが目指す医療の在り方は、効率重視ではありません。もっと良い方法はないかとエビデンスをもとに愚直に考え続ける先にしか、医療の進歩はないはずです。

南ヶ丘病院が約束できること


竹内
医療の仕事は難しい仕事です。結果を約束することができない。けれど僕たちは、姿勢を約束できます。患者さんのために、懸命に、精一杯取り組む。病気に一人で立ち向かうことは、大変な苦しみです。僕たちは一緒になって、本気で向き合います。ベストを尽くす。
小原
南ヶ丘病院には竹内先生や私と同じ想いを持ったスタッフが集まっています。それは理事長をはじめとした先人がつくってくれた文化だと思います。
小原
南ヶ丘病院では、病院全体の学び・成長のために院内学会という取り組みもしています。医師・看護師・薬剤師・作業療法士・臨床心理士など、医療に関わる全ての人が自分の関心が強いテーマに対して院内で発表をすることができます。
竹内
南ヶ丘病院のおもしろいところは、業務時間内に学びたいことを学べるという環境があることだと思います。テーマを自由に選び、自己選択で院内学会や業務横断プロジェクトに参加ができる。逆に言うと、成長したいと感じない人にとっては、居心地のいい場所ではないかもしれません。

未来のために壁を越えていく


小原
精神科医療に限らず、日本の医療はチーム医療の時代です。医師不足が叫ばれる中、いかにしてコメディカルの役割を広げ、より大きく医療の現場に貢献してもらうか。現場で懸命に頑張る人ほど、自分の能力を高めたいと強く感じています。その想いに応える南ヶ丘病院でありたい。
竹内
自分たち医師は謙虚であらなければいけないと思います。当然ながらプロフェッショナルとして自分の能力を絶えず伸ばしていかなければいけないし、自分一人ではできないことを仲間と力を合わせて乗り越えなければいけない。
小原
そうですね。北九州市は政令指定都市の中でも最も高齢化が進んでいます。私たちが直面する病院としての課題、医療としての課題は、未来の日本の課題でもあります。この南ヶ丘病院の取り組みが、未来を拓く活動になると信じて、想いをともにできる仲間と一緒に、南ヶ丘病院をつくっていきたいと思います。

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